横山れもん「カミングアウトしたらすぐ“いいんじゃない”と認めてくれたお母さんが大好き」

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 日本で一番美しいトランスジェンダーを決める「ミスインターナショナルクイーン2020 日本大会」に出場し、見事優勝(高橋りお名義)。世界大会にも出場したタレントの横山れもん(25)。実は彼女、日刊ゲンダイに非常にゆかりのある人物なのだ。本紙の名物連載だった漫画「やる気まんまん」シリーズ(1977~2003年)の作者でもある漫画家の故横山まさみち氏のお孫さんなのである。

「最初に“違い”に気づいたのは3歳の時でした。幼稚園で、自分は男の子が好きだな~って。お母さんに初めてカミングアウトしたのは中2の時。その時、初めて彼氏ができて、『私に彼氏がいたらどう思う?』って聞いたら、すぐに“いいんじゃない”って言ってくれて。お父さんは認めてくれなくて、そのままお別れとなってしまいましたが……」

 ──とても理解のあるお母さんだったようですね。学校でイジメられたりはしませんでした?

「小学生の時は、家に帰るとこっそりお母さんのドレスを着て遊んだりしていました。中学の時は陸上部とバレーボール部に入っていて、見た目は男の子でしたが、中2からは、『女の子になりたい』とハッキリ出すようになって。友達はギャルの女の子ばっかりで、男の子から嫉妬されたりしましたけど、イジメとかはなかったですね」

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