全勝の大関霧島を撃破!「豪栄道の秘蔵っ子」が巻き起こす賜杯争いの大波乱

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 “豪”よく柔を断った。

 17日、全勝の大関霧島(30)に土。結びの一番で番狂わせを起こしたのが、前頭4枚目の豪ノ山(28)だ。

 大関の素早い攻めで土俵際に追い詰められる場面もあったものの、かろうじて残すと形勢逆転。得意の押し相撲で反撃し、押し出した。

 支度部屋で「(自分から)攻めないと、という意識だった。先手先手でいかないと、スピードでもうまさでも負けているので」と話し、全勝大関からの勝ち星は「自信になった」と胸を張った。

 これで全勝力士が消滅。1敗で霧島、若隆景、翔猿、2敗で豪ノ山、琴栄峰、藤凌駕が並ぶ混戦となった。

 アマチュア時代から突き押し専門。師匠の武隈親方(元大関豪栄道)と同じ大阪府寝屋川市出身で、幼少期から豪栄道が所属する境川部屋への入門を夢見た。

 親方が独立して武隈部屋を起こすと当然、移籍を選んだ。

「かつては突撃一本やりだったが、徐々に良い方向に変わりつつある。以前は組まれたら何もできず、師匠に叱咤されたこともあった。叱られて以降も自分から組むことはないものの、『まわしを取った相手の手を切る』技術を習得。それでいて一発もあるので、上位にとっては怖い力士ですよ」(若手親方)

 優勝争いはまだまだひと波乱、ふた波乱ありそうだ。

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