ひろゆき、ホリエモンは本当に「鋭い」のか? 普通の話を“賢そう”に見せるズルい話術
実業家のひろゆき氏(49)が5月3日配信のYouTubeチャンネル「ReHacQ」に出演。YouTuberの話題になった際、「だから病むんじゃない? 僕が見るかぎり登録者数100万人以上の女性で病まなかった奴はいない」と発言して話題を集めていました。恋愛コラムニスト・カウンセラーの堺屋大地氏によると、このひろゆき氏の発言にはあるトークスキルが含まれているといいます。
■実は「当たり前」のことを言ってるだけ
そのひろゆきさんの発言は、さも世の中の現象を鋭く言い当てているかのように聞こえるかもしれませんが、実はたいしたことは言っていないというか、当たり前のことしか言っていません。
ポイントは“病む”という具体性に欠けた抽象的な表現を核にしていること。
たとえば、もし「登録者数100万人以上の女性でメンタルクリニックに通っていなかった奴はいない」という発言だったなら、そのエビデンスはなんだとか、ソースはどこだとか、ツッコミどころができてしまうでしょう。
しかし、ひろゆきさんは「病まなかった奴はいない」という言葉選びをしています。
“病む”とは非常に曖昧な表現。極端な話、「ちょっと落ち込んだだけ」でも「病んだ」と言えてしまうわけで、世の中にちょっとも落ち込まない人間なんていませんから、そもそも「登録者数100万人以上の女性」に限らずとも、世の中の誰しもが病んでいるとも言えるのです。
要するに、このときのひろゆきさんは、どうとでも捉えられる当たり前のこと……逆にいえば否定しようがないことを、さも“角度の鋭い発言”のように述べることで、ただ者ではないと思わせるような話術を使っていたことになります。
ほかの口がうまい人の例を挙げるとすると、堀江貴文さん(53)は「想定の範囲内」という言葉をよく使っていましたが、この“想定内”という言葉にもごまかされないよう注意が必要です。


















