京都・南丹市「男児殺害事件」でワイドショーはなぜ軒並み高視聴率だったのか
京都・南丹市の「男児殺害事件」は、テレビの情報ワイド番組には久しぶりの大きな事件ネタだ。担当プロデューサーは「黄色い通学リュックが見つかったあたりから、数字(視聴率)が跳ね上がりました」と語る。
「新しい情報や動きが毎日あり、それが警察の規制線の向こうに見え隠れしながら展開する。さらに、遺体がなかなか見つからず、父親への疑念も初めからありましたから、視聴者はミステリードラマを考察するように追いかけた。話題性では最強です」
男児の遺体が発見され、父親が逮捕された週の個人視聴率のトップ3は報道番組である。ワイドショーは番組アタマで扱い、その速報競争を支えていたのが刑事や科捜研職員のOBだった。捜査手法を解説したり、犯行の筋読みや犯人像を推理したり、時には現場まで足を運んでリポートしたりと大活躍した。みな堂に入っていて、お巡りさんってあんなにしゃべりがうまいのかと感心させられる。
■数字が取れるのは元刑事の推理・解説場面
「毎分視聴率で見ると、元刑事がしゃべっている時は間違いなく高い。それが番組全体の視聴率を引っ張るから、もう元刑事の争奪戦ですよ」(前出のプロデューサー)


















