京都・南丹市「男児殺害事件」でワイドショーはなぜ軒並み高視聴率だったのか

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 では、情報ワイドの報道合戦で勝ち組はどこか。埼玉県警捜査1課の元警部補・佐々木成三を多用した「ひるおび」(TBS系)は同時間帯でリード、警視庁の元刑事の小比類巻文隆を多く登場させた「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)もやはり強かった。 

 しかし、捜査の見通しなどで正確なのは「めざましテレビ」(フジテレビ系)だ。「NEWSカイトウ」コーナーで連日取り上げ、解説は元警察官ではなく、平松秀敏・フジテレビ解説副委員長。司法記者クラブや警視庁の記者クラブなどで取材してきた社会部出身だという。

「捜査員の動きなども現場の記者からタイムリーに上がってくるから、『きょう午後には大きな動き(逮捕)があるでしょう』『カギは父親の乗用車の走行記録です』など的確でした。元刑事のコメントはまゆつばの臆測が少なくないですが、平松さんはさすがに信頼度が高い」(ワイド番組ウオッチャー)

 それにしても、どこで探してくるのだろうかと思うほど、次々と“新顔”の元刑事が登場してくる。多くは各テレビ局や系列新聞社の警察担当記者たちの知り合いだ。芸能事務所とエージェント契約している元刑事もいて、1回の出演料は数万円らしい。

(コラムニスト・海原かみな)

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