我が家・杉山裕之は生活の不安が引き金に…「しがらみがない」のが命取り“東京芸人”の悲哀
「東京の芸人は、売れるとすぐにテレビに出演できる。東京はテレビのギャラの単価が高いので、他の仕事をしなくなる。しかしながらテレビは非常に冷酷で、必要な人しか呼ばないから、気がつけば自分だけ仕事がなくなっていた、というのが杉山さんのケース。東京はテレビで大きくなったプロダクションですから、それが当然ともいえますが」(芸能関係者)
対して、吉本興業を中心にした関西芸人の主戦場は劇場で、テレビで売れたとしても、ライブ仕事は欠かさない。元NSC講師の本多正識氏がこう言う。
「東京の芸人さんからよく『僕もNSC入っとけばよかったです』という声を聞きます。それは、劇場と人脈があるからです。劇場のギャラは安いと言われますが、常にお客さんが入っている場所があって、現場に行けば舞台に立たせてもらえる。ライブに出れば売れてる方がグループを引っ張って、売れてない方も『じゃないほう芸人』として相乗効果が生まれる。
東京の芸人さんがライブをやるなら、場所を押さえて集客から音響にいたるまで自分たちで手配するので費用がかさむ。そこを吉本芸人は持ち出しなしで劇場に立ち続けられる。これが常設劇場のありがたさです。チャンスもめぐるし、一度売れたら知名度もキープできる。


















