郷ひろみ、三谷幸喜も…男性に“高齢出産”リスクはないの?

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「ところが、男性はまったく違います。射精のたびに数百万個の新しい精子が再生され、そのたびに遺伝子のコピーにエラーが生じる可能性があるのです」(茨木院長)

 アイルランドのゲノム研究では、高齢の父親から生まれた子供ほど、多くの突然変異を受け継ぐことが分かっている。

 米国のマウントサイナイ医科大学の研究によれば、40歳以上の男性は、30代以下の男性と比較して、自閉症の子供が生まれる確率が6倍高いという。また、子供がうつ病や前立腺がん乳がんなどを発症する確率も、男性が高齢になるにつれて高くなる傾向にあることが報告されている。

 さらに、50歳以上で父親になった人は、20代前半で父親になった人に比べて、孫が自閉症になるリスクが1・7~1・8倍になるとのスウェーデンでの研究もある。

「もちろん、こうした男性の高齢出産リスクについての研究はまだ始まったばかり。男性の“出産適齢期”がいつか? も含め、本当に男性が高齢の場合、出産リスクがあるか否か、確たる話はありません。自閉症の子供が多い、という報告も、遺伝の問題とは別の可能性もあります。晩婚男性は内気で引っ込み思案、自閉症気味の人が多いので、単にそれが子供に引き継がれただけかもしれないのです」(茨木院長)

 とはいえ、長寿化や年の差婚の急増で、今後も社会的関心が高まる問題だ。

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