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井原裕獨協医科大学越谷病院「こころの診療科」教授。

東北大学医学部卒。自治医科大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学大学院博士号取得。順天堂大学医学部准教授を経て、08年より現職。専門は精神療法学、精神病理学、司法精神医学など。「生活習慣病としてのうつ病」「思春期の精神科面接ライブ こころの診療室から」「うつの8割に薬は無意味」など著書多数。

飲酒を前提とした向精神薬はない

公開日: 更新日:
井原裕 独協医科大学越谷病院こころの診療科教授(C)日刊ゲンダイ

【Q】
 斎藤彩(仮名、34歳)と申します。仕事は、法律事務所に勤務する弁護士です。半年前、案件の処理で悩んで、4カ月前からメンタルクリニックへ。「うつ病」と診断されました。抗うつ薬「パロキセチン20ミリグラム」1錠を夕食後に服用。院外薬局の薬剤師に「お酒はダメ」と注意を受けま… 

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