痛くも痒くもないのに気になる 「危ないしこり」の見定め方

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 風呂で体を洗っていたら、二の腕にコリコリした「しこり」ができていることに気が付いた。痛くもかゆくもないが、なんとなく気持ちが悪い。放っておいても大丈夫なのか。

 しこりは「軟部腫瘍」と呼ばれ、体の軟部(内臓、骨、皮膚を除いた部分)のあらゆる場所にできる。大きさは米粒程度から30センチを超えるものまでさまざま。成分も脂肪、筋肉、神経など多岐にわたり、「良性」と「悪性」がある。

 慶応大学医学部専任講師の森岡秀夫医師(整形外科)は言う。

「しこりの多くは、自然発生的にできます。一部の特殊な病気によって遺伝する場合や、体質が関係するケースもありますが、なぜできるのか理由ははっきりわかっていません。食生活なども関係ないといわれています」

 しこりはいつでも誰にでもできる可能性があるのだが、そのほとんどは「良性」だという。

「中高年の方に多く見られるのが、脂肪性腫瘍と呼ばれる良性のしこりです。名前の通り脂肪細胞でできていて、感触は軟らかい。太もも、臀部、二の腕などの皮膚と筋肉の間にできることが多いのですが、骨の近くや筋肉の間など体の深部にできると、大きくなるまで気付きづらいのが特徴です」(森岡医師)

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