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井原裕獨協医科大学越谷病院「こころの診療科」教授。

東北大学医学部卒。自治医科大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学大学院博士号取得。順天堂大学医学部准教授を経て、08年より現職。専門は精神療法学、精神病理学、司法精神医学など。「生活習慣病としてのうつ病」「思春期の精神科面接ライブ こころの診療室から」「うつの8割に薬は無意味」など著書多数。

“思春期の不安”に薬は必要か

公開日: 更新日:
井原裕 独協医科大学越谷病院こころの診療科教授(提供写真)


 17歳、高校3年生女子の母親です。2年生ごろから起床時に頭痛やふらつきがありました。3カ月前の朝礼の際に過呼吸発作を起こして倒れてしまい、救急車で総合病院へ。そこの小児科から紹介され、近くの精神科クリニックに通うようになりました。精神安定剤を1日2回、さらに不安時頓服薬と… 

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【連載】薬に頼らないこころの健康法Q&A

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