【目の奥が痛い】あおむけに寝て下手に目を触らない

公開日: 更新日:

 市販薬には眼圧を下げる目薬はなく、頭痛薬を飲んでも症状は改善しない。目を温めたり、冷やしたりしても病態が良くなることはない。眼圧が高い状態が長く続くと、視神経が障害されてしまう。発症から48時間以内に治療をしないと失明する危険性があるという。

「いずれにしても脳卒中など他の病気との鑑別を早くする必要があります。受診するまでや救急車が到着するまでは、ヘタに目を触らない方がいい。目を押したり、マッサージをしたりすると、眼圧をさらに上昇させてしまう恐れがあります。救急車を待つ間は、頭をうつぶせにするような格好は房水の流れを悪くさせるので避けた方がいい。あおむけに寝て、目を閉じて安静にしていてください」

 目の奥の痛みがそれほど強くなく、頭痛や吐き気などの症状を伴わない。加えて、目を蒸しタオルなどで温めると気持ちよく、症状が軽くなるようなら「疲れ目」の可能性が高い。市販のビタミンB配合の目薬をつけて、お風呂で湯船につかって首や肩のコリをほぐすといいという。

「疲れ目の症状が翌日も改善せず、何日も続くようなら『眼精疲労』の可能性があります。特にメガネやコンタクトを使用している人は合っていないことが多いので、眼科に相談してください」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償