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神崎浩孝医学博士、薬剤師

1980年、岡山県生まれ。岡山県立岡山一宮高校、岡山大学薬学部、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科卒。米ロサンゼルスの「Cedars-Sinai Medical Center」勤務を経て、2013年に岡山大学病院薬剤部に着任。患者の気持ちに寄り添う医療、根拠に基づく医療の推進に臨床と研究の両面からアプローチしている。

水虫の薬は長期にわたり適切に使い続けられるタイプを選ぶ

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②かゆみ止め成分が入っているか否か

 水虫はかゆみを伴う場合も多いので、かゆみがある場合はかゆみ止めが入っている方が治療継続性が上がり、治療効果もアップします。

③剤形の違い

 クリーム、軟膏、液剤、スプレーがあります。剤形によって使用感や薬の患部への保持力が変わってくるので、治療効果に影響を与えます。

 まずはこの3点を意識して自分に合った薬剤を選択してください。

 水虫治療を成功させるポイントは「継続性」です。治療は長期間に及ぶのが一般的で、決められた用法用量できちんと使用できる薬を選び、適切に使用し、見た目に治ったり、かゆみがなくなってもしばらく使い続けることが必要になります。長く適切に使える薬を選ぶことが重要なのです。

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