食事のたびに大量の汗が…そんな人には思わぬ病気が潜む

公開日: 更新日:

 激辛のカレーやラーメンを食べると誰もが顔や頭の中、唇の上や鼻の頭などに汗をかく。しかし、汗の量が異常に多かったり、普通に食事をしただけでも滝のような大量の汗を滴らせる人は病気が隠れていることもあるから要注意だ。サラリーマンの病気に詳しい、弘邦医院(東京・葛西)の林雅之院長に話を聞いた。

「激辛のカレーやラーメンを食べたときに出る汗は、酸味、塩味、甘味などの味覚成分も原因ですが、一番の理由は辛味成分です」

 本来、辛味は味覚要素には含まれないが、辛味による汗を含め、味覚性発汗と呼ぶ。

「味覚は口の中で体に良いものと悪いものを感知するセンサー。甘味、苦味、酸味、塩味、うま味を味覚神経によって脳へ伝えます。一方、辛味は渋味と同じで味覚神経以外で伝わります。痛覚や温冷覚に近い感覚刺激です」

 この辛味成分は、舌や口の中の粘膜を刺激して反射的に汗を出す。

「辛子の主成分はカプサイシンという物質です。これを含んだ食べ物を口にすると口腔内にある高温に反応する温度センサーが刺激され、その信号が神経回路を介して痛みと熱の感覚を脳に伝えます。ところが、その途中で脳の体温調整中枢から顔の汗腺に下向する発汗神経を刺激して、反射的に顔に汗が出るのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    高市首相が長崎被爆者団体に“ガン飛ばし”で大炎上! 会長あいさつ「戦争知らない」に過剰反応?

  4. 4

    消費税減税は内閣支持率V字回復の“起爆剤”にならず…あてが外れた高市自民の大誤算

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    札幌でクマ出没件数が大幅減少のナゼ? 昨年は秋以降に大量出没したのに

  2. 7

    危うし「高市延命」天王山 “与ゆ党推薦候補”ポンコツ露呈…9.13沖縄県知事選 首相応援要請は見送り

  3. 8

    WEST.重岡大毅の授かり婚の事後報告に“騙された”とファン激怒 あの目黒蓮も…今も難しいアイドルの結婚事情

  4. 9

    NHKの看板報道番組「ニュースウオッチ9」もリオ五輪に浮かれていた

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ