突発性頚椎硬膜外血腫と闘う三浦雄一郎さん「ストックを突いて歩けるだけ儲けもの」

公開日: 更新日:

 自宅に戻ってきたのは今年2月。術後8カ月目です。それから階段の上り下りを練習したり、ウエートトレーニングをして、練習用聖火を持って外を歩いたり、ゆるい坂道を上る練習をして、本番に臨みました。

■病気には「治る楽しみ」がある

 状態としては、その頃からまだあまり変わっていません。後遺症として下半身を中心に麻痺が残っていて、自分の感覚では体の左側は60%回復、右半身は50%といったところです。将来的に麻痺が治るかどうかわかりませんが、ストックを突いて歩けるだけ儲けものだと思っています。もっと状態が悪い人もいるわけですから……。

 リハビリに焦りはなかったですよ。最初から聖火リレーには間に合う、できるだろうと思っていました(笑い)。これまでも病気やケガはいくつも経験してきましたから、付き合い方は慣れています。

 今はリハビリあるのみ。週に3回、自宅へ療法士が来て、ちょっとしたリハビリをしているほか、リンパマッサージ。月曜と土曜にはスポーツジムに行ってゆっくりした運動を少しずつやっています。たとえば、固定バイクならせいぜい5分。トレッドミル(ランニングマシン)はバーにつかまりながらウオーキングやランニングを5~10分ぐらい。今のところはゆっくりね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"