スキー場だけじゃない…都会でも大雪に備えて「雪目対策」を

公開日: 更新日:

■調光レンズも検討したい

 ただし、視力低下を伴うようなケースもある。では、紫外線角膜炎を予防するにはどうしたらいいのか? ㈱ニコン・エシロールのビジョンケア本部長の加藤宏太郎氏が言う。

「普段からプラスチック製レンズのメガネをかけている人は、その多くが紫外線カット仕様になっていて、目はある程度紫外線から守られています。しかし、晴れた日に、積もった雪からの照り返しはまぶしい。なんとかしたいという人は調光レンズを使う手もあります」

 調光レンズとは、紫外線の量によってレンズの色の濃度が変化するレンズで、紫外線が当たる屋外ではサングラスのような色に変わり、屋内など紫外線が当たらない場所ではクリアなレンズになる。調光レンズのメガネを1本持っていれば、かけ替える手間なくメガネとサングラスを使い分けることができる。

 あなたも調光レンズによる雪目対策を検討してみてはどうだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー