著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

短い昼寝は脳にいい…「つながりのある記憶力」を高める

公開日: 更新日:

 研究チームは、長い昼寝の習慣は夜間の睡眠の質の低下のサインである可能性が高く、それが健康上の問題につながっているのではないかと推測しています。昼寝が長引いてしまう、あるいは昼寝をした後にスッと起きられないという人は、夜間の睡眠の質を含め、生活習慣をいま一度見直した方がいいと言えるでしょう。

 昼寝をするときは30分程度を心掛けるようにしてください。たった30分かもしれませんが、意味のつながりのある記憶が強化され、良い気分転換にもなります。昼寝は、自身の心身への投資なのです。

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