温暖化なのか大地震の前兆なのか…不気味なほど全国で豊漁

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■海水のバランス崩れ

 全国の海に広がる奇怪な現象は温暖化の影響か。それとも大地震の前触れなのか。北大名誉教授の尼岡邦夫氏(魚類学)はこう見る。
「マフグやサワラ、ホテイエソが普段なら捕獲例のない場所で大量に水揚げされているのは、恐らく海水温の低下が原因のひとつ。また、日本全体の積雪量が増え、川から大量の淡水が海に流れ込み、塩分濃度が変化した影響もあるでしょう。海水のバランスが崩れて“常識”が通用しなくなっているのです。だから、温暖化の影響とも考えにくい」

 北海道では、暖流を好むブリが豊漁。一方、前出の越前町沖では、名産のホタルイカ漁が不調とか。日本の食卓が大きく変わるかもしれない。

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