高コスパはどれ? ファストファッションのシャツ徹底比較
クールビズがすっかり定着した。ノーネクタイは楽チンだが、いつものシャツじゃカッコ悪い。汗まみれになるこの季節、洗濯機でガンガン洗えた方がいい。手頃で扱いやすいアイテムを積極展開しているのが、ファストファッション各社だ。出来はどうなのか? 大御所のユニクロ、GU、H&M、無印良品のビジネス向けシャツを徹底比較。ファッションコーディネーターの角田潤氏にチェックしてもらった。
全商品がカラーキーパー(襟芯)付きで、ノーネクタイでもスッキリ見える。形状記憶タイプでストレッチがきいている。基本スペックは〈別表〉の通り。
「ユニクロの値上げでGUに流れていると聞いていたのですが、それも納得です。価格は1000円ほど開きがありますが、品質差が分かりにくい。GUのシャツはかなりコストパフォーマンスが高い」
ともに、ビジネス色が強いカッチリした仕立て。違いは縫製だ。ユニクロは高級シャツが好む巻き縫いを採用。見た目がキレイな上、耐久性も高まる。その分、工程が増えるので手間暇かかっている。