危機管理専門家ばっさり 舛添都知事は会見でなぜ失敗した

公開日: 更新日:

 1回目の会見は会計責任者による記載ミスで流し、2回目は第三者の弁護士に調査を依頼すると言い逃れた。海外豪遊出張や公用車の公私混同問題に続き、「政治とカネ」をめぐる疑惑が噴出している東京都の舛添要一知事。逃げ切れると本人はタカをくくっているが、会見を重ねるほど不信感は高まる一方だ。数字は如実に示していて、朝日新聞の世論調査では舛添の一連の対応について、〈適切だ〉と答えたのはわずか8%。83%が〈適切ではない〉と回答した。

 火が付いた市民感情を鎮火させるはずの釈明で、ここまで油を注ぐのも珍しい。東大法卒、6カ国語を操る国際政治学者の頭脳をもってして、自分を追い込んでいるのはある意味、フシギだ。

 危機管理コンサルタントの田中辰巳氏(リスクヘッジ代表)はこう言う。

「謝罪は消火であり、解毒。聞き手が納得し、憤りが収まるようにしなければ意味がありません。舛添知事は言いたいことを言うだけで、質問にはまともに答えない。ダメージコントロールの手法でいえば、全く逆効果。危機管理の点でも論評に値しません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    れいわ新選組・山本太郎氏「世の中変わるなら捨て石上等」

  2. 2

    安倍自民が恐れ、大メディアが無視する山本太郎の破壊力

  3. 3

    安倍首相「韓国叩き」大誤算…関連株下落で日本孤立の一途

  4. 4

    学会員の動き鈍く…投票率上昇で公明「選挙区1勝6敗」危機

  5. 5

    浅田真央「24時間テレビ」起用で日テレが弾くソロバン

  6. 6

    宮迫のしくじりで好機 ミキらお笑い“第7世代”の虎視眈々

  7. 7

    東北は依然苦戦…安倍首相「応援演説」激戦区は13勝14敗も

  8. 8

    宮川大輔が頓挫…24時間TVマラソンランナー選出のドタバタ

  9. 9

    巨人50勝一番乗り&リーグ貯金独り占めで「CS不要論」再燃

  10. 10

    仙道敦子は脇役で存在感だが…夫・緒形直人の気になる今

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る