危機管理専門家ばっさり 舛添都知事は会見でなぜ失敗した

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 1回目の会見は会計責任者による記載ミスで流し、2回目は第三者の弁護士に調査を依頼すると言い逃れた。海外豪遊出張や公用車の公私混同問題に続き、「政治とカネ」をめぐる疑惑が噴出している東京都の舛添要一知事。逃げ切れると本人はタカをくくっているが、会見を重ねるほど不信感は高まる一方だ。数字は如実に示していて、朝日新聞の世論調査では舛添の一連の対応について、〈適切だ〉と答えたのはわずか8%。83%が〈適切ではない〉と回答した。

 火が付いた市民感情を鎮火させるはずの釈明で、ここまで油を注ぐのも珍しい。東大法卒、6カ国語を操る国際政治学者の頭脳をもってして、自分を追い込んでいるのはある意味、フシギだ。

 危機管理コンサルタントの田中辰巳氏(リスクヘッジ代表)はこう言う。

「謝罪は消火であり、解毒。聞き手が納得し、憤りが収まるようにしなければ意味がありません。舛添知事は言いたいことを言うだけで、質問にはまともに答えない。ダメージコントロールの手法でいえば、全く逆効果。危機管理の点でも論評に値しません」

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