シェリーめぐみ
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シェリーめぐみジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

応急治療薬が5倍以上 米国で薬の大幅値上げに反発広がる

公開日: 更新日:

 エピペン(Epipen)は、急性アレルギーの応急治療薬としてピーナツアレルギーの子供たちなどが常時携帯している注射薬。呼吸困難などに陥った場合、太ももに注射することで応急措置が取れ、命が救われます。このエピペンの大幅な値上げに対し、患者や家族のみならず社会的に大きな反発が広がっています。

 2007年には、エピペンの価格は1パック57ドル。ところが、9年後の現在は2パック入り600ドルと5倍以上に上昇。競合がないため、エピペンを使うしかない患者は大きな負担を強いられます。

 以前もお伝えしたように、アメリカでは03年の法改正で、製薬会社が処方薬の価格を自由に設定できるようになりました。その結果、薬価は急激に上昇。数倍に値上がりしたものも少なくありません。しかしこうした薬品は保険でカバーされているために、値上げが表立って取り沙汰されることもありませんでした。

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