理想は“交際ゼロ日婚” 今どきアラサー女子の恋愛観とは
アラサー女性記者は最近、合コンや出会いの場で知り合う同年代の女性から「交際ゼロ日婚を目指している」と聞くことが増えた。堀北真希(28)と山本耕史(40)のアレだ。
その理由を聞いてみると、「とにかく子供が欲しい。1人暮らしは飽きたし、すぐにでも誰かと暮らしたい」(30代後半、医療関係者)とか、「私、稼いでいるから年収とかにこだわらない。結婚を経験したいからニーズが合えば即、籍を入れたい」(30代半ば、保険業界)と言う。
世間では、大恋愛の末に結婚しても別れる夫婦がいる。全国仲人連合会によると、恋愛結婚の離婚率が40%なのに対し、お見合い結婚は10%。最初から職業、給与、兄弟、共働きや同居の有無といった条件がハッキリしているから、“家族”になったときも楽だろう。
ただし、お見合いと言っても、何回かデートを重ねて、それなりの好意を持ってから結婚するのが普通だ。恋愛はいらないという人たちは、さらにドライに映る。
「婚活にはリミットがないですから、出産、子育てを意識して、ある年齢で割り切るタイプが一番多い。一般的に女性は29~30歳の1年、次に35歳と40歳手前で大きな決断をします。あとは、派遣の契約更新時や転職を考えていたタイミング。そこで条件のいい男性に出会うと即決してしまうのです。一方、男性は39~40歳の1年、次に45歳の時に、突発的に決めてしまう人が目立ちますね。男女問わず、本気度が高い人は合コンやパーティーでも、最初に『結婚願望ありますか?』と聞きますよ。『子供が欲しい』とストレートに言う女性もいます」(男女の出会いに詳しい日本合コン協会会長の絵音氏)