専門性高くても非正規ばかり 「学芸員」の報われない現実

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「学芸員はがん」――山本幸三地方創生担当相の暴言で注目されることになった学芸員は、報われない職業のひとつである。れっきとした国家資格で、合格率は62.3%(2014年度)と低くないものの、専門性が求められるため、修士や博士を取ってから挑戦する人も少なくないという。

「受験には、大学や短大の教職課程にプラスして『博物館概論』『展示学』『実習』などの専門分野を12単位以上、取得する必要があります。もともと1951年の博物館法により制定された資格で、歴史のある職業。日本の文化財を守るための研究が仕事です」(大阪産業大客員教授の八幡義雄氏=教育学)

■就職の倍率は100倍とも……

 もっとも、国家資格を取ったところで、望むような仕事に就けるわけでもない。就職先としては、博物館、美術館、教育委員会のスタッフのほか、臨時の展覧会、図書館の閲覧室などがあるが、専門知識を要する仕事ゆえに離職率は低く、なかなかポストが空かない。新参者には狭き門だ。

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