九州で高菜不足深刻…博多ラーメンもおにぎりもパニック?
博多ラーメンの定番トッピング「辛子高菜」。博多では店のテーブルの上に常備され、無料提供されており、博多っ子にとっては「あって当たり前」だが、そんな辛子高菜に異変が起きていると6月21日付の西日本新聞が報じ、話題だ。
天候不順による国産高菜の生育不良や農家の高菜離れから、深刻な高菜不足に。そのため「近い将来“辛子高菜”がテーブルから姿を消すことになるかもしれない」というのだ。すでに無料提供をやめた店も出てきているらしい。
辛子高菜は一般的には高菜漬けを煎りゴマなどと一緒に油で炒め、鷹の爪や一味唐辛子などでピリ辛に味付けしたもの。
ラーメンだけでなくコメとの相性も抜群なため、いまやコンビニでも辛子高菜のおにぎりは定番に。需要が急激に増えたことも高菜不足の一因といわれているようだ。