策略? 液体のり「アラビックヤマト」が使い切れないナゾ

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 日本人なら誰しもが一度は使ったことがあるだろう、液体のりの定番「アラビックヤマト」(希望小売価格170円=50ミリリットル)。学校や職場で長年親しまれ、オレンジ色のロゴとこの形状は「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」にも選ばれている。

 製造元は、東京・日本橋大伝馬町に本社を構える明治32(1899)年創業の「ヤマト」。社員数は100人に満たないが、売上高は33億円(17年度)で、これほど全国的に知られている商品もある。

「おかげさまで、アラビックヤマトという商品名まではご存じなくとも、商品自体の認知度は7割以上の方々からいただいております。発売は1975年で、当時、アラビアゴムの樹液で作ったのりを『アラビアのり』と言っていたことから、アラビック(アラビアの)ヤマトと名付けられました。とはいえ、主成分は石油から作る水溶性の樹脂のポリビニルアルコールです」(同社のGリテール商品企画室担当者)

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