根岸「ねぎしの湯 大盛館」バラエティー豊富な湯を楽しめてスパ銭気分
ねぎしの湯 大盛館(横浜・磯子区)
JR根岸駅から海を背にして15分ほど進むと、堀割川沿いにたたずんでいるのが「ねぎしの湯 大盛舘」です。2階ロビーにある券売機で入浴料+サウナ代870円、タオルセット200円を購入し、フロントでサウナ客目印のロッカーキーを受け取ります。
「ロッキーサウナのある浴場とコンフォートサウナがある浴場が週替わりです」と3代目の林生磨さん。当日はロッキーサウナ側が男湯でした。
脱衣場にお邪魔すると、大きなガラス窓越しに露天が見えます。早速、マッパになって浴場の扉を開けると、壁や天井は薄いブルーやオレンジのタイルをあしらってカジュアルな雰囲気。天窓から光が差し込むほか、浴場の内と外には緑もあって落ち着きますよ。洗い場で汗を流したら、お湯をいただきましょう。
広い湯船は42度で、バラエティー豊かなお湯が楽しめますぞ。まずバイブラで、順番に背中と腰、足裏などを刺激するリラックスジェット2床、エレキ恐怖症のボクでもイケるマイルドな電気の湯、ボディージェット、ハイパージェット、そして背中と腰、ふくらはぎ、足裏にボボボのチェアジェット1床っス。ちょっとしたスパ銭気分を堪能したら露天へGO。
木々に囲まれて和の雰囲気を感じる中に40度の湯が2つ。1つは高濃度炭酸泉で、体を伸ばせるほど広い湯船がよかぁ。
もう1つは壺湯3槽。こちらはすべて常連サンが気持ちよさそうにされていて、最後まで味わえずに残念。次回の楽しみにとっておき、サウナに参りましょうか。
ドアを開けると、ヒノキの丸太柵に囲まれたガス遠赤外線サウナヒーターには、サウナストーンが盛られています。設定は85度。上段ストレート、下段コの字のベンチ上段にスペースを見つけてどっこいしょ。定員は8人ほどで、石タイルの床とベンチ座面にはマットが敷かれています。
いい具合に焦げたヒノキの丸太壁と木板の天井は山小屋風で、ヒノキの香りがかすかに鼻をくすぐり、いい気分。ヒーターの右で静かに流れるテレビをボーッと見ながら、じんわりと輻射熱に包まれ、ガンバルぞ。
3分ほどで玉汗が滴ってきたところで、ストーンがライティングされ、5秒ほどのオートロウリュが始まった。頭の上から柔らかな熱のベールがふんわりと降りてきたら、あちこちから「あぁ~」と満足の声が漏れてきましたよ。マッチョなアラサーの常連サンは太い腕を天井に向け、目を閉じて熱波を堪能。その気持ち、分かるわぁ。
壁の温度計は90度弱。鼻呼吸は苦しくなく、ホッとできる温度感がよかばい。オートロウリュは5分ごとでマイルドな熱波を2回浴び、12分計10分汗を流すと、全身滝汗状態で退室っス。


















