出口保行さん<2>ワル中のワルも8割以上は戻ってこない

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 これまで1万人以上の犯罪者に向き合ったが、誰一人として同じタイプはいなかった。理解するには、数多くの仮説を立てなければならない。少年鑑別所にいた時は、個々人に合った矯正プログラムを作るのも仕事だった。

「非行少年の犯罪心理を分析して『鑑別結果通知書』という公文書を作って家庭裁判所に送りました。『少年院に送るべき』とか、『家に帰してもいい』とかの意見も書くので、人生を左右する書類です。もちろん、最終判断は裁判官ですが、心理分析はこちらの仕事。少年院送致が決まったら、自分の分析結果に基づいて、少年にどんな教育をすればいいかを記した公文書を作ります。そこから少年院は矯正教育のプログラムを立てていく。少年院まで行く子は全体の数%。つまり、ワル中のワルが行くのですが、たった1年いるだけで、83%は戻ってこない。更生率は高いんです。そのベースには、分析に基づいた教育があるんです。やりがいのある仕事ですね」

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