田丸昇
著者のコラム一覧
田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

伸び盛りの若手に朗報 順位戦の昇級枠拡大が総会で可決

公開日: 更新日:

 日本将棋連盟の通常総会が6月7日に都内で開かれた。241人の正会員のうち、出席者は188人(委任状を含む)。

 総会は午後1時に開会し、会長の佐藤康光九段(49)の挨拶、議長指名、新会員紹介、各部報告などの順で議事が進行した。例年は5時ごろまでに終了する。しかし、今年は「順位戦の制度改革」などの重要案件の論議と投票で長引き、閉会は8時すぎに及んだ。

 順位戦は名人戦の予選リーグに当たる。今期は豊島将之名人(29)を頂点にして、上位からA級(10人)・B級1組(13人)・B級2組(25人)・C級1組(36人)・C級2組(52人)と、ピラミッド型になっている。

 戦後間もない1946(昭和21)年に発足した順位戦は、ABCのランクで棋士を評価する実力主義が将棋ファンに支持されてきた。しかし、長い年月の間に多くの問題点が生じている。そのひとつが昇級枠の少なさで、新陳代謝に欠けている。前期のC級1組では、藤井聡太七段(16)が9勝1敗の成績を挙げながら、順位下位によって昇級を逃した。順位戦の制度改革を望むファンの声も高まっていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ナゾの男が骨董店で中古ピアノを演奏…話は意外な展開に!

  2. 2

    台紙の上部には見えないのに下部にだけ広がる「斜線」の謎

  3. 3

    米倉涼子は独立から半年 次回作が決まらない「2つの理由」

  4. 4

    抗議殺到!イソジン吉村と大阪モデルの化けの皮が剥がれる

  5. 5

    堀田茜と紫吹淳も離脱…オスカー崩壊の裏に恐怖の社内改革

  6. 6

    11点差の負け試合に野手登板 G原采配「最善策」の違和感

  7. 7

    巨人の快進撃を支える「神走塁」 地味ながら凄い3人の正体

  8. 8

    ドラマで描かれないシーン 古関裕而は無類の愛煙家だった

  9. 9

    先の大戦と酷似 デマと精神論が蔓延するコロナ禍ニッポン

  10. 10

    裕次郎さんの自宅から遺跡が…本人と石原プロ社員の神対応

もっと見る