田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

昭和天皇も不思議に思われた塚田正夫名人の早めの投了

公開日: 更新日:

 5月1日に新天皇が即位され、年号は令和に改まった。そこで、皇室と将棋の関連を3回にわたってテーマにする。

 70年前の1949(昭和24)年。第8期名人戦で塚田正夫名人(当時34)に木村義雄前名人(同44)が挑戦した。勝負は2勝2敗の五分となり、最終の第5局に持ち越された。塚田が勝てば名人戦で3連覇を達成し、木村が勝てば2年ぶりに名人復位を果たす。当時の名人戦は1日制で、諸事情によって同期は5番勝負。

 名人戦第5局は同年5月24日、皇居内の「済寧館」で行われた。それは宮内庁の厚意によるもので、昭和天皇をはじめ皇室の関係者は将棋に理解を寄せていたという。

 江戸時代に家元の棋士は、江戸城で将軍に「御城将棋」を披露した。その後、棋士が天皇に将棋を披露する「天覧将棋」の機会はなかった。

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