山本一力
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山本一力作家

1948年、高知県生まれ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業後、広告制作会社勤務等を経て97年「蒼龍」でオール読物新人賞を受賞。2002年「あかね空」で直木賞を受賞。「損料屋喜八郎始末控え」や「ジョン・マン」などシリーズ作品の他「欅しぐれ」「紅けむり」「千両かんばん」など著書多数。

【お題】社長の言葉ひとつで会社の存続は危うくなるのか?

公開日: 更新日:

 闇営業問題をキッカケに、吉本興業が揺れている。社長会見はしどろもどろで、身内だけでなく、世論の風当たりも強い。評判はガタガタだ。

 社長の謝罪会見を振り返ってみると、過去には記者に詰め寄られて、つい「おれだって疲れてるんだ」と逆切れして反感を買った社長もいた。社長の言葉ひとつで、こんなにも簡単に会社の存続は危うくなるのか。

  ◇  ◇  ◇

 舵取りを任された番頭が、商い道を説く教科書とした「繁盛夜話」。逸話の内で好対照をなす事例は、当節への教訓ではないか。

 2話はどちらも寛政元年が舞台である。下り酒(灘酒)の酒問屋と西陣織物の呉服屋で、ともに江戸の富裕層を顧客としていた。寛政元年9月中旬。公儀は江戸の札差109軒に対し、武家への貸金118万両超を帳消しとする棄捐令を発布した。

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