神戸靖一郎
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神戸靖一郎弁護士

麹町パートナーズ法律事務所在籍。慶応大学法学部卒業後、千葉大学法科大学院修了。東京第二弁護士会所属。民事・刑事全般を手掛けるが、不動産関連の依頼が多い。

「負け不動産」を抱え込まないための賢いの対策3つとは

公開日: 更新日:

「負け不動産」とは筆者の造語だが、ここでは経済的・心理的な負担の大きい不動産と定義しよう。所有することで、自分はもちろん、子々孫々まで負の連鎖が続く不動産というイメージだ。まずは筆者が考える「負け不動産」の3条件を説明し、次にその対策を提案したい。

 第1の条件は「売れない不動産」だ。今、地方の山や森林などは値段が付く方が珍しい。地元の不動産業者に無料で引き取ってもらいたくても断られてしまう。持っていても値段が上がる見込みがないのに、固定資産税がかかるので、使っていないのであれば所有は無意味である。

 第2の条件は、維持管理の負担が大きい不動産だ。リゾート法の制定とバブル経済を背景に、各地にリゾートマンションや別荘地などが開発された。当時は数千万円のマンションも珍しくなかったが、バブル経済の崩壊とともに価格は一本調子で下がり続け、今では100万円以下で売り出されているものもある。リゾートマンションには管理費・修繕積立金がかかり、温泉付きであったり海沿いや寒冷地であったりするとさらに費用がかかるが、支払い義務はマンションを手放すまで続く。住んでいればまだいいが、住んでもいない不動産にコストを支払うほど不合理なことはない。

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