カカオ栽培から苦節16年…東京産チョコレートの紆余曲折

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 チョコレートの原料カカオは、ガーナなど外国産のイメージがあるだろう。それもそのはず、カカオは赤道付近の南北緯度20度以内、年間平均気温27度以上の高温多湿な地域でしか育たない熱帯植物だ。

 現在菓子メーカー各社は、外国で栽培から発酵、乾燥までされたカカオを輸入し、チョコレートなどを製造している。

 ところが24日、菓子のOEM生産を手掛けている平塚製菓(本社・埼玉県草加市)が、史上初となる「東京産」のカカオを使ったチョコレート「TOKYO CACAO」を発売した。

「ひとりのチョコレート屋のおやじとして夢を見たいという思いで、不可能と思われた『東京産のカカオ栽培』に長年チャレンジしてきました」と話すのは、同社社長の平塚正幸さん(69)だ。

 きっかけは、平塚さんがガーナの大規模なカカオプランテーションを視察し、「ラグビーボールのようなカカオの実を自分でイチから育ててみたいと思った」ことだった。2003年、「東京産」のチョコレートができたら面白いと考え、北緯27度の東京都小笠原村・母島で栽培を始めた。

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