サラリーマン川柳100選発表 職場の悲哀を詠んだ句が目立つ
第一生命保険は23日、毎年恒例のサラリーマン川柳の優秀作品100句を発表。働き方改革が叫ばれる中、「会議数 減らせないかと 会議する」「AI(人工知能)に 引き継ぎするのが 大仕事」「若手呼ぶ 連れて来たのは 五十代」など、業務効率化や人手不足対策をめぐる現場の悲哀を詠んだ句が目立った。
昨年のラグビーW杯日本大会を材料に「我が家では 最強スクラム 妻・娘」「女房の 不利な時だけ ノーサイド」と嘆く句も入選。「おじさんは スマホ使えず キャッシュです」と話題のキャッシュレス決済や「定年や 辞めるに辞めれぬ 2000万」など老後資金不足を取り上げた句も多かった。3月16日まで公式サイトなどで人気投票を行い、上位10句の発表は5月下旬の予定。