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大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【詔り直す】国民が抱くコロナへの疑心暗鬼のルーツを古事記に見た

公開日: 更新日:

 コロナウイルスのニュースが、相変わらず全メディアを毎日埋めつくしている。パニックを起こす火種をせっせと供給しているようにも見えるが、病気の実態にまだ曖昧な点が多いというのが、ワールドワイドに恐怖をもたらす大きな要因であるのはまちがいない。しかし、日本においては、いくぶん異なった… 

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