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大岡玲作家

1958年生まれ、東京外大卒。「黄昏のストーム・シーディング」で三島由紀夫賞。「表層生活」で芥川賞。小説執筆の他に書評、美術評論、ワインエッセーなど幅広い分野で活躍。「本に訊け!」「男の読書術」「新編 ワインという物語 聖書、神話、文学をワインでよむ」などの著作がある。東京経済大教授。

【モダン語と近代】新しい言葉から知る日本語の包容力と時代の変遷

公開日: 更新日:

 例によって浅学のご報告。言葉を扱う仕事をしていながら、つい最近まで「モダン語」なるカテゴリーを知らずにいた。流行語の範疇に入るものではあるが、時代相としては日本の「近代」、それも明治の終末期から昭和初期にかけての時期に密接に関わっている言葉群なのだ。この存在を教えてくれたのが、… 

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