ゼレンスキー大統領はなぜTシャツを着続けるのか…左胸の紋章の意味は?どこで買える?
ロシア軍の侵攻に果敢に立ち向かうウクライナのゼレンスキー大統領(44)。世界中から応援のメッセージが届いているが、ゼレンスキー大統領といえば、ややワイルドに伸ばした無精ヒゲにミリタリー風のTシャツがトレードマーク。Tシャツについては複数の種類があるが、米連邦議会でオンライン演説の際に着ていたオリーブグリーンのTシャツが特に有名だ。左胸には「十字架」のような文様があしらわれている。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、ゼレンスキー大統領がスーツではなく、あえてTシャツ姿で公の場に登場するのは「戦場で戦う兵士たちとの絆」を大切にしているからだという。フィデル・カストロの軍服、毛沢東のマオスーツ(人民服)と並んで、このTシャツも世界の指導者を象徴するファッションと言っていい。
では、ゼレンスキー大統領が着ているTシャツはどこで買えるのか?
調べてみると、ネット上では「ゼレンスキー・Tシャツ」の名前でよく似たTシャツが売られている。そのひとつは、色や十字架の位置までそっくり。きっとゼレンスキー大統領が愛用しているTシャツに違いない。ところが、製造元を確認してみるとベトナム製……。さすがにゼレンスキー大統領もわざわざベトナム製のTシャツは着ないだろう。