新規感染も死者も世界最悪…コロナ第7波「8月上旬ピークアウト」を信じていいのか

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 新型コロナウイルス第7波はピークに達しつつあるのか。

 オミクロン株の派生型「BA.5」が猛威を振るう中、全国の新規陽性者数(1週間平均)の伸び率は4日までの2週間で、67%増(7月21日~28日)から10%増(7月28日~8月4日)に急落。頭打ちのように見える感染状況に「今月上旬にはピークアウトする」との観測が浮上しているが、楽観視はできない。国が陽性者数をきちんと集計できていない可能性が濃厚だからだ。

 全国知事会会長を務める鳥取県の平井伸治知事は4日の会見で、国が感染者情報を一元管理する「HER-SYS(ハーシス)」に関し、集計が実態に合わなくなっていると指摘。第7波について、政府と地方の間で「認識のズレ」が起きていると訴え、「厚労省の関係の人たちなどに話を聞くと〈第7波はもう収まっている〉ような雰囲気で言うんです」と嘆いた。

 こうした「ズレ」が生じている背景が、ハーシスを用いた陽性者の全数調査の破綻だ。特に都市部ではPCR検査や受診の予約ができず、無料検査所での陽性者数も反映されないため、「東京はもう(陽性者の)数が減ってきていますねという捉え方になる。(ハーシスのデータを用いると)シミュレーションも狂ってくる」(平井知事)という。

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