立岩陽一郎
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立岩陽一郎ジャーナリスト

NPOメディア「InFact」編集長、大阪芸大短期大学部客員教授。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て現職。日刊ゲンダイ本紙コラムを書籍化した「ファクトチェック・ニッポン 安倍政権の7年8カ月を風化させない真実」発売中。毎日放送「よんチャンTV」、フジテレビ「めざまし8」に出演中。

岸田新内閣で注目は葉梨法務大臣 地検特捜部と国税の連携で旧統一教会を捜査する可能性

公開日: 更新日:

 高市早苗経済安保大臣が座談会をしていた月刊誌のビューポイント。そのオンラインを見ると、米ワシントン・タイムズ紙の日本語版が特約的に掲載されている。そこで8月10日に行われた旧統一教会の田中富広会長の会見についてこの旧統一系の新聞がどう報じているのかを読めば、全くの教団の主張の垂れ流しであることがわかる。

 高市大臣はこの月刊誌と教団との関係について知らなかったと弁明している。しかしワシントン・タイムズ紙が教団の所有する新聞であることくらいは知っていただろう。違和感のある弁明だ。

 岸田首相が自民党として教団と議員の関係について調査しないとした点は、ある意味で当然かもしれない。教団は自民党の現首脳陣が知る範囲を超えて広く各議員に接触しており、調査すれば次から次にその関係の深さが表に出るだろう。やぶ蛇という判断だろう。

 もうひとつには、教団との関係を最も知り得る立場の幹部が既に死亡しているという事実だ。調査の結果、全ては安倍元首相のみが知り得る立場という結論で終わる可能性は高い。その時、安倍元首相の国葬は断念せざるを得なくなる。それでは世論はもちろん、党内の安倍シンパからの突き上げも起きて政権はもたないだろう。

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