ナメられる有権者…岸田内閣が「政治とカネ」くすぶるデタラメ3大臣の“逃げ得”へ時間稼ぎ

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「時間が経てば世論は落ち着く」──。山際前経済再生相を更迭した後も、3大臣の「政治とカネ」がくすぶり続けている岸田内閣。しかし、官邸周辺からは「いずれ国民の関心も薄れる」との声が上がっているという。このままデタラメ大臣たちの“逃げ得”を許してはダメだ。

  ◇  ◇  ◇

 更迭された山際氏の次に野党が新たなターゲットに据えているのが、「政治とカネ」の問題を抱える寺田総務相、秋葉復興相、岡田地方創生相の3人だ。

 しかし、岸田首相は爆弾を3つも抱えているのに、今のところ「説明責任をしっかり果たしてもらわなければならない」と静観の構えを崩していない。

「当初、大臣の辞任ドミノもささやかれましたが、官邸は『このままやり過ごせる』『野党の追及も続かない』と自信を強めているようです。根拠の一つが、物価高対策として示した財政支出39兆円にも上る『総合経済対策』。もう一つが、統一教会問題をめぐり、宗教法人の解散命令請求を見据えた質問権行使の流れをつくったことです。この2本柱によって、支持率も下げ止まると期待を寄せているようです」(官邸事情通)

 つくづく有権者もナメられたものである。しかし、3大臣の「政治とカネ」をめぐる問題は極めて悪質だ。

 寺田大臣は自身が代表を務める2つの政治団体が、2021年までの10年間で事務所賃料として計2688万円を、ビルの一部を所有する妻に支出。さらに地元後援会の「寺田稔竹原後援会」をめぐっては、政治資金収支報告書に記載されている会計責任者が故人だったうえ、後援会長とされている96歳の高齢男性が「自分は後援会と関係ない」などと憤慨する事態に発展。デタラメぶりが浮き彫りになっている。

 秋葉大臣も自身の政治団体が賃料として、母と妻に約1400万円を払っていたことが発覚。親族を通じた政治資金の還流疑惑がくすぶる。

 岡田大臣は地元有権者に「広報掲示板管理料」として“買収まがい”のカネをばらまいていたことが、日刊ゲンダイの報道で明らかとなった。

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