たばこを吸いながらフルマラソンを完走した中国人男性 タイムは3時間28分
これほどのたばこ好きは、めったにいないだろう。
中国浙江省杭州市で開かれたマラソン大会で、50歳の男性が最初から最後までチェーンスモーキングを続けて完走したことで話題になっている。
大会主催者によると、この男性は「アンクル・チェン」というニックネームを持つ陳芳賢さん。約1000人の参加者中、574位でゴールインした。タイムは3時間28分。
フルマラソンであれば、酸素摂取量を最大化するために呼吸を調整しなければならないが、ずっとくわえたばこをしたまま走り切った。しかも世界のマラソン平均完走時間が4時間29分であるのに対し、1時間も速かったのだ。
このニュースは中国のソーシャルメディア「ウェイボー」で拡散された。中には完走を疑う人もいたが、完走証をオンラインで公開したことで疑念は払拭された。
実は、陳さんは2018年にもたばこをくわえたままフルマラソンを走っており、その時の記録は3時間36分。今回はその時の記録よりも速かったことで、本人はご満悦。
ただ、周囲からはレース中の喫煙は禁止すべきだとの声も出ている。