「安倍派」次期会長本命は萩生田光一氏? 森喜朗元首相が地元紙で“後継指名”の大放談
20日の「北國新聞」に掲載された森喜朗元首相のインタビューが永田町で話題になっている。
安倍元首相の急死から空席になったままの清和政策研究会(安倍派)の会長候補について語っているのだが、これが「事実上の後継指名ではないか」とみられているのだ。
森元首相は、松野官房長官、世耕参院幹事長、高木国対委員長、西村経産相、萩生田政調会長の5人の名前を挙げ、それぞれ論評。松野氏については<今は自分のことで精いっぱいでしょう。まずは官房長官としてしっかり存在感を示してほしい>と注文をつけ、高木氏は<5人組の一人だが、総理総裁を狙っているわけではない>と素っ気ない。言いたい放題だ。
世耕氏に対しては<頭がいいし、弁も立つ。近畿大の理事長で、資金力まである(笑)>と持ち上げつつ、<参院のドンと言われた「第二の青木幹雄(元官房長官)」になれ>と、参院に専念するよう暗に促した。