ガーシー容疑者逮捕は格好の「見せしめ」に…警察が“やってる感”ここぞと猛アピール
急転直下の「国外退去処分」から2日。早くも前参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)の所業が次々と明らかになっている。
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■再生改正を稼いだ誹謗中傷1億円以上の売り上げ
動画投稿サイトで芸能人らを脅迫したとして4日、ガーシー容疑者が逮捕された事件。2022年2月から配信を始め、7月に停止されるまで、ガーシー容疑者がユーチューブに暴露系動画を投稿して得た収益が、少なくとも1億円以上に上ることがわかった。過激な内容の発信や脅迫だけでなく、再生回数を稼ぐために誹謗中傷を繰り返し、ベラボーな収益を上げていた。
「収益はガーシーの知人が経営する東京・新宿区の会社の口座に振り込まれ、ガーシーの取り分については、会社から妹名義の口座に入金されていた。有名人の暴露ネタなら、相当、再生回数を稼げると考えて配信を始めた。ガーシーはUAE(アラブ首長国連邦)内に複数の拠点を構えて動画配信を行い、制作と配信には複数の人物が関わり、組織ぐるみで大金を荒稼ぎしていた。警察は今年1月、知人の会社をガサ入れして口座や交友関係を徹底的に調べ上げ、収益が複数の関係先に流れていたことをつかんだ」(捜査事情通)