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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(18)夏休みはキャンプ場でハッピー 低価格で幸福度が上げられる

公開日: 更新日:

 夏休みに子どもを旅行へ連れて行きたいけど、円安で海外旅行は高い。そんな時、近場で安くて、手っ取り早く幸福度を上げられるのはどこでしょう?

 幸福度を上げるには2つのポイントがあります。

 1つ目は「自然」。2024年の都道府県幸福度ランキング(ブランド総合研究所)では、沖縄、大分、宮崎、和歌山など「自然」が多いところが上位で、逆に収入の高い首都圏や市街地が低くなっています。「収入」より「自然」。価値観が変化しているようです。

 2つ目は「友達づくり」です。

 ユニセフによると子どもの幸福度は36カ国のうち日本は14位。「精神的幸福度」は32位で、自殺率が上がったこと、そして、「すぐに友達ができる」と答えた子どもが、チリに次いで2番目に低くなっています。

 そうすると、この夏休みの旅行先は自然が多いところ、友達がつくりやすいところが一番ですね。となると、やはり、キャンプしかありません。これは、遠出するための飛行機代もかかりませんし、ショッピングモールが近くにないので、買い物をせがまれなくても済みます。

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