撤去すべき? 庭に「3メートルの狼男の像」を飾る米オハイオ州の女性宅に苦情殺到

公開日: 更新日:

 米オハイオ州に住む女性が自宅の庭に設置している大きな狼男の像が論議の的となっている。

 同州ピクウェー市に住むメアリー・シモンズさんは昨年10月、ハロウィーンの飾りとして高さ約2.9メートルの狼男の像を購入し、庭に飾った。

 この狼男に惚れ込んでしまったメアリーさんは、「フィル」という名前を付け、ハロウィーン終了後もそのまま飾っておくことに。季節や祝日に合わせてさまざまな衣装を着せて楽しんでいる。

 またセキュリティー上の利点もあると考えている。「3メートルの狼男が置いてある家に、誰も押し入ろうとはしないでしょう?」とメアリーさん。

 ところが、この狼男が気に入らない住民がいたようで、ピクウェー市当局には複数の苦情が寄せられた。これを受け、同市はメアリーさんに「季節限定の狼の飾りを撤去してください」という通知を送付した。

 メアリーさんはこの要請を断固拒否。地元メディアにこう語った。

「この像が壊れて頭部が落ちて近くを歩く人に当たる恐れがあるなら、像を撤去しますが、今のところそんな危険はありません」

 近隣住民は「市は余計な介入をすべきではない」と擁護する人、「像は醜悪なので撤去すべき」と反発する人など、意見が分かれている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性