「僕も変身できる?」スパイダーマン大好きな8歳少年がクモに嚙まれて病院へ

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 トビー・マグワイア(48)が演じる主人公が、憧れの同級生の写真を撮っている時に遺伝子操作されたクモに手の甲を噛まれ、超能力を獲得──-映画「スパイダーマン」(2002年)の印象的なシーンだが、これを見て本当だと信じてしまう子供もいる。

 ボリビア中部オルロに住むスパイダーマンが大好きな少年(8)が先日、自宅近くの川べりで遊んでいた時に、大きなクロゴケグモを見つけた。

「僕もスパイダーマンになれるかも」

 少年がクモを手の甲に乗せたところ、ガブリと噛まれてしまった。

 自宅に戻ると、少年には体の痛みや激しい筋肉のけいれんなどの症状が現れ始めた。なかなか本当のことを言わない少年から事情を聴き出した母親は、すぐに近所の病院に連れて行き、そこからさらに大きな総合病院に搬送された。医師たちはクモの種類を特定し、解毒剤を投与したため少年は無事に回復した。

 医師たちは「背中が赤い黒いクモがクロゴケグモです。一般的に、噛まれた毒で重篤な合併症が起きることはないが、子供や高齢者、基礎的な健康上の問題を抱えている人は、重度の合併症を最も起こしやすい」。

 そして「クモに噛まれてもスパイダーマンにはなれないことを理解しましょう」と呼びかけた。

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