フロリダの動物園で世界最大のトカゲ「コモドオオトカゲ」の孵化に成功!

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 インドネシア原産の世界最大のトカゲで絶滅危惧種の「コモドオオトカゲ」。米フロリダ州ローリーパークのタンパ動物園が同園史上初めて人工孵化(ふか)に成功し、話題になっている。

 コモドオオトカゲの人工孵化は難しく、今年3月にもスペイン南部マラガ県にあるフエンヒローラ生物園で孵化に成功、「スペインでは10年ぶり」と報じられた。

 今回、タンパ動物園が孵化に成功したのは、雄雌それぞれ3匹で計6匹。成体になると全長2~3メートル、体重70キロになるモンスターも、今はそれぞれの体重は約100グラム、体長は25センチほどだ。大切に飼育し、今年の秋後半には一般公開する予定だとか。

 タンパ動物園はフェイスブックに写真と記事を投稿。次のように記している。

「この繁殖の成功は、動物園の爬虫(はちゅう)両生類学チームによる長年の取り組みの結果です。当園は、種の存続プログラムを通じてコモドオオトカゲの保護を長年支援してきました。今回の孵化でこれまで以上に貢献できることをうれしく思います」

 ところで、その記事のトップに「かわいさ警報!」と興奮気味に書いているのには笑ってしまった。爬虫類好きは「かわいい」に賛成だろうけど、世間一般から見るとどうなんでしょう?

「ただのトカゲじゃん」という冷たい反応が大半じゃなければいいが……。

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