「ウィーンの恥だ!」前衛芸術グループが製作した“3億円の噴水”に市民から批判殺到

公開日: 更新日:

 さまざまにデフォルメされた人物像などが輪になって座っているオブジェは、先日、オーストリアのウィーンで公開された新しい噴水だが……これが市民からボロクソに批判されている。

 ウィーンでは150年前に近代的な水道システムが完成。アルプスの山の小川からきれいな水を引き、コレラなどの疫病撲滅に貢献した。

 噴水は、その記念に市当局が地元の前衛芸術グループ「ゲリティン」に委託して製作されたもので、費用は180万ユーロ(約3億円)。

 10月24日、ファン・デア・ベレン大統領の立ち会いのもと完成式典が行われ、一般に公開された。しかし作品の出来が前衛的過ぎたようで、SNSなどで市民から酷評されている

「世界で最も醜い噴水だ」「5歳児がつくったようにしか見えない」「ウィーンの恥だ」などなど。

 市当局は、作品は「水に対する共同責任」を象徴したもので、「現実からインスピレーションを得た素晴らしいデザインが極めて重要な一体感を伝えている」などと説明している。

 皆さん、どう思われます?

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ