「マイナ保険証」一本化へまた超愚策…医療機関が「紙」提示求めたら国への“密告”呼びかけ

公開日: 更新日:

「マイナ保険証を使ってトラブルが起きた際、医療機関は現行の保険証を提示してもらい、何とか、解決しています。もし、現行の保険証という“助け舟”がなければ、と考えると背筋がゾッとします。河野大臣の発言は、医療機関が保険証の提示を求めることを、不当な行為のように位置づけ、国への通報を呼びかけていると受け取れ、看過できません」

 保団連の最新調査では、1907の医療機関のうち、約6割が「10月以降もトラブルがあった」と回答している。今でもトラブルは多発しているのだ。

「加藤厚労相(当時)は今年6月の会見で、時限的・限定的な対応としつつ、初めてマイナ保険証を使う時などは、“念のため”に両方の保険証を持参するよう呼びかけています。政府自ら、マイナ保険証に自信がなく、現行保険証を頼りにしているのです」(本並省吾氏)

 こんなやり方をすれば国民はますますドン引きだ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも