岸田首相「物価高を乗り越える2つの約束」に国民冷ややか…「令和版所得倍増」はどうなった?

公開日: 更新日:

《所得を増やすのも、賃上げするのもあなたに権限は1ミリもない。自分でできないことをどうしたら自信満々で約束できるのか不思議》

 岸田首相と言えば、総裁選などで「令和版所得倍増」をスローガンに掲げていたものの、その後、「倍増は2倍ではない」などとゴニョゴニョ言い始め、いつの間にかウヤムヤに。さらに「成長と分配の好循環」「新しい資本主義」を声高に叫んでいたが、これもまた具体的な手段などがあやふやなままだ。

 このため、多くの国民は岸田首相が新たに打ち出した今回の「約束」に対し、「何も言えねぇ」と冷ややかに見ているようだ。

 故・安倍晋三元首相も会見で、「経済の好循環が生まれようとしている」「全国津々浦々に景気回復の実感をしてもらえるよう全力を尽くす」などと言っていたが、「好循環」も「景気回復の実感」も生まれなかった。

 岸田首相もまた「言いっ放し」で終わるのか。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々