英北東部で1年間行方不明の“愛蛇”と奇跡的再会! 冬を乗り越えた生命力に飼い主もビックリ

公開日: 更新日:

 1年間行方不明になっていたペットのヘビと飼い主が奇跡的な再会を果たした。その経緯があまりに奇妙なものだったため、話題になっている。

 英北東部ダラム州スペニモアで先月18日、英王立動物虐待防止協会(RSPCA)に「うちの庭にヘビがいる」という通報があり、職員のジョン・ローソンさんが現場に駆けつけた。

 しかし庭を捜したがヘビは見つからず、徹底捜索の結果、近くのガレージの屋根の上で発見された。捕獲されたのは、体長90センチほどの米南東部に生息するコーンスネーク(アカダイショウ)という無毒のヘビ。

 ジョンさんによると、周囲にはたくさんのカラスが生息していて、状況から見てヘビはいったんカラスに捕らえられたが、「食べるには大きすぎる」と判断して離したため、ガレージの屋根に落ちた可能性が高いという。

 さらに驚いたことに、このヘビは近所に住む女性が「アグヌス」と名づけてかわいがっていたが、1年前から行方が分からなくなっていたペットであることが判明。女性がこの奇跡的再会に大喜びしたのは言うまでもない。

 ジョンさんは、カラスの襲撃をしのいだこともさることながら、ペットのコーンスネークが英国の冬を生き延びたことに驚愕したという。アグヌスは寒さのために呼吸器感染症を患っているが、治療により回復するそうだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  2. 2

    インフルエンザ早すぎる感染拡大のなぜ…11月から大流行、学級閉鎖は昨年同期比の12倍超

  3. 3

    クマ対応に忙殺される自治体職員のもう一つの悩み…現場を疲弊させるクレーマーからの“無理難題”

  4. 4

    9月19日から運用開始「スマホ保険証」はほぼ無意味…医療機関や患者を惑わす数々の“落とし穴”も

  5. 5

    マイナ大混乱に自治体・医療機関から悲鳴続出! 殺到するカード更新、「資格情報のお知らせ」で誤解受診も

  1. 6

    兵庫県百条委メンバーの前県議が死亡、ついに3人目の犠牲者…斎藤元彦県政「誹謗中傷」放置の罪深さ

  2. 7

    父親が持ち帰ったパルテノン神殿の“破片”は…ギリシャ最古の神殿の“歴史的遺産”だった!

  3. 8

    オーストラリアで絶滅危惧種の花に潜む“悪魔の蜂”を発見!世界が大注目

  4. 9

    クマ駆除の報酬はいくらが妥当? 北海道池田町は8万1300円、秋田県仙北市は日当のみの1000円

  5. 10

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明