オレンジジュースが飲めなくなる? 不作と価格高騰でメド立たず…販売休止相次ぐ異常事態

公開日: 更新日:

国産品での代用は難しい…

 国産温州みかん果汁と外国産オレンジ果汁をブレンドした「ポンジュース」を販売するえひめ飲料も、本紙の取材に対し「オレンジ果汁を使用した商品を一部終売するなど、絞り込みを行った」と話した。

 国産のオレンジやみかんで代用することは難しいようだ。

「いまから国産のオレンジ果汁に原料を切り替えることはまず無理でしょう。そもそも、国産の柑橘類をこれまで以上、増やすこと自体難しい。というのも、国内の柑橘類を栽培する農家は高齢化などの問題があり、原料を多く確保できる状態ではないからです。それでも、今後もお客さまのニーズに合わせて対応してまいります」(えひめ飲料の担当者)

 飲める時に飲んでおいた方が良いのかも?

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋